旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2024年は、前年から続いたタンザニア農業開発銀行アドバイザリー、パプアニューギニア・ソロモン諸島公共投資案件が無事完了し、その後も他社さんからお声掛けいただいたセネガル、カンボジア、モンゴルでの新規案件に恵まれるなど、お陰様で仕事が途切れることなく過ごせた1年でした。クライアント各位、ご一緒いただいた他社さんをはじめ、引続き弊社を温かく見守り応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。

今年も新規案件の獲得に向け忙しい1年となりそうですが、弊社一同気を引き締めて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

皆様にとりましても2025年が素晴らしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

このたび弊社は(株)三祐コンサルタンツと共同で、国際協力機構(JICA)より｢セネガル国農業・農村開発ツーステップローン事業準備調査｣を受注致しました(実施期間：2024年5月〜2025年2月)。

セネガルにおいて農業はGDPの17%、就業人口の70%を占める一方、農業セクターにおける生産性やそれを支える農業金融が十分機能しているとは言い難い状況にあります。

弊社では農業ODAで豊富な実績を誇る三祐コンサルタンツ主導のもと、タンザニア他で深めた知見を最大限に活用しつつ、より有効なJICAの事業形成に貢献できればと考えております。

弊社CEO／浦出隆行が2022年2月より従事しておりましたタンザニア農業開発銀行(TADB)アドバイザー職を、2024年4月26日の任期満了に伴い退任致しました。

同業務では、TADB、スポンサーであるJICAほか関係各位からの手厚いサポートのもと、投資分析、信用格付、評価モニタリング、融資案件組成、組織構築、外部機関や他のJICA農業案件との連携等、多岐にわたる分野において付加価値の高い助言やツール開発支援を提供することができました。

タンザニア農業セクターの発展に向け、その重要な担い手であるTADBの能力強化をお手伝いする機会がいただけましたこと、心より感謝申し上げますとともに、同行のさらなる飛躍を祈念致します。